はじめに:UFCとは何か?

UFC(Ultimate Fighting Championship)は、世界最大の総合格闘技団体であり、格闘技ファンなら一度は耳にしたことがあるであろう存在です。アメリカを拠点とし、世界中のトップファイターたちが集い、打撃、寝技、投げ技など、あらゆる格闘技術がぶつかり合います。そのレベルの高さとエンタメ性は、まさに“地球上でもっとも過酷なスポーツ”と言えるでしょう。

今回は、そのUFCで活躍する人気選手を10人、ランキング形式でご紹介します。


第10位:ショーン・オマリー(Sean O’Malley)

・階級:バンタム級
・スタイル:ストライカー(打撃型)

カラフルな髪とタトゥー、独特のファッションで話題のスター。ヒップホップとゲームカルチャーの要素を持ち込み、若年層ファンを虜にしています。ですが、彼の真の魅力はそのテクニカルなストライキング。チャンピオンにも勝利した実力は本物です。


第9位:トム・アスピナル(Tom Aspinall)

・階級:ヘビー級
・スタイル:オールラウンダー

英国出身の新星であり、爆発的な打撃力とグラップリング能力を併せ持つ稀有な存在。ヘビー級における将来の王者候補と目され、地元イギリスでの人気も急上昇中です。


第8位:アレックス・ペレイラ(Alex Pereira)

・階級:ライトヘビー級(元ミドル級)
・スタイル:ムエタイ・キックボクシング

元グローリー王者でありながらUFCでも急成長。立ち技での破壊力は屈指で、「一撃で終わらせる男」として知られています。元キックボクサーの希望の星。


第7位:マクス・ホロウェイ(Max Holloway)

・階級:フェザー級
・スタイル:ボクシングベースの圧倒的手数

「Blessed」の愛称を持ち、常に観客の期待を上回る激闘を展開。連打とタフネスに定評があり、戦うたびにファンを増やす選手です。


第6位:イリア・トプリア(Ilia Topuria)

・階級:フェザー級
・スタイル:爆発力のあるストライカー

ジョージア出身、スペイン育ちという国際色豊かな背景を持ち、近年のUFCで最も勢いのあるファイターの一人。無敗記録を引っさげてタイトル戦線を賑わせています。


第5位:チャールズ・オリベイラ(Charles Oliveira)

・階級:ライト級
・スタイル:ブラジリアン柔術+鋭い打撃

最多フィニッシュ記録保持者。打撃と寝技、両面から相手を追い詰めるそのスタイルは、まさに“仕留める格闘家”。苦難のキャリアを経て王者に登り詰めたストーリーも人気の理由。


第4位:イスラエル・アデサニヤ(Israel Adesanya)

・階級:ミドル級
・スタイル:キックボクシングベース

“ザ・ラストスタイルベンダー”の異名通り、異次元の距離感と反応速度で相手を翻弄。アニメやゲーム好きという親しみやすい一面と、王者の風格を併せ持つカリスマです。


第3位:コナー・マクレガー(Conor McGregor)

・階級:元フェザー級&ライト級王者
・スタイル:打撃特化

説明不要のスーパースター。リング内外の言動、派手なKO勝利、そしてビジネスマンとしての成功まで、すべてが規格外。現在は復帰に向けてリハビリ中ながら、影響力はいまだ絶大です。


第2位:ハムザト・チマエフ(Khamzat Chimaev)

・階級:ミドル級(元ウェルター級)
・スタイル:オールラウンド&強烈なプレッシャー

わずか数試合でUFCを騒がせた逸材。圧倒的なペースとフィジカルで、相手を一方的に叩きのめす姿はまさに“北欧の野獣”。SNSのフォロワー数も爆増中。


第1位:ジョン・ジョーンズ(Jon Jones)

・階級:ヘビー級(元ライトヘビー級)
・スタイル:総合力の化け物

キャリアの浮き沈みを経てもなお、“史上最強”と称される存在。天性のリーチとフィジカル、戦略眼すべてを備えた怪物。2023年にはヘビー級王者となり、その名声はさらに高まりました。


おわりに:次に来るのは誰だ?

UFCには、まだまだこれからブレイクする才能がひしめいています。今回ご紹介した選手以外にも、日本人ファイターや次世代スター候補にも注目が集まっています。格闘技ファンならぜひ、彼らの試合をチェックしておきましょう!