このカテゴリでは30代でフルコン空手の試合で勝つための方法について考察していきます。
今回はフィジカルについて

 

30代でもフィジカルは強くなる

まず、前提として20代じゃないとフィジカルが向上しないと思っている人がいるかもしれません。
僕も20代のころはそう思ってました。

しかし、30代中盤になって本格的にフィジカルトレーニングを取り入れてから、どんどん組手が強くなったので30代でも十分フィジカル向上による競技力の向上は望めます。

 

ウエイトトレーニングよりもインターバルトレーニング

道場で行っているのはウエイトトレーニングではなく、インターバルトレーニングです。
道場の師範がクロスフィットトレーニングに行っているので、そこからトレーニング方法を輸入してくれています(笑)
これがびっくりするくらいきつい。

例えばこんなトレーニング
・25キロ背負ってフルスクワット12回→あやとび30回を12分
・16キロケトルベル持ってジャンピングスクワット、ランジ、スウィング30秒ずつ4セット
他にもバーピー30秒、腿上げダッシュ30秒を12分間のような強度の高い種目を長い時間行うようなトレーニングが多いです。

これらのトレーニングはミドルパワーを必要とするフルコン空手との相性もよくて
心肺機能と筋持久力、瞬発力をバランスよく鍛えることができます。

僕は30代前半はウエイトトレーニングを中心にフィジカルを鍛えていたのですが、
確かにパワーがついて当たり負けはしなくなりました。
しかし、体の連動性が弱く無駄な力みが入りスタミナ切れする傾向にありました。

上記のようなフィジカルトレーニングは部分的なトレーニングではなく、全身運動ばかりです。
さらに毎回違う種目の組み合わせを行うことで常に筋肉に新鮮な刺激を与えることができ競技力が向上します。

 

とにかくシャドー

こうしたフィジカルトレーニングと平行して行っているのがシャドーです。
道場の稽古とは別に週3回ほど2分10セットのシャドーを行っています。
突き、蹴りの基本的なフォームチェック、コンビネーションの練度を上げる、初動を消す
ステップワークを体に刷り込む、など考えながらシャドーを行うことでフィジカルトレーニングを実際の動きと連動させていきます。