仕事をしながら空手の試合に出るためには
どのくらいの準備が必要なのかについて書きたいと思います。
僕は
会社員になりフルコン空手(正道会館)を再開して3年が過ぎました。
元々、中学生から6年ほどやって3年くらい開けての再開だったので
僕の場合、再開後2年目で九州大会Aクラスに出場しました。
結果は二年連続1回戦負けです(泣)
フルコンタクト空手は
ガチガチで殴りあう格闘技なので
準備をせずに試合に出ると怪我する危険が高いです。
準備=練習。
とにかく日々の稽古を積み重ねることが重要です。
では、どのくらいの稽古が必要か?
まず、
基礎体力をつけることが一番です。
基礎体力がなければ試合で30秒も持ちません。
一番怪我をしやすい状況は
相手は元気で自分がグロッキーな時です。
相手は自分のリズムにどんどん乗ってきて
サンドバック状態になります。
そして上段を狙ってきます。
よって試合時間中はディフェンスだけでもキープできる基礎体力が最低条件です。
基礎体力をつけるには
・サーキットトレーニング
・ミット稽古
・サンドバック
あたりが効率がいいです。
筋トレも悪く無いですが
筋トレだけではスタミナがつかないので
割りとすぐにグロッキーになります。
基礎体力の次は技術面です。
基本的なディフェンス能力が身につかないうちは試合に出ないほうがいいです。
下段、中段、上段と正しいフォームで受けれるか?
試合に出ている先輩に観てもらいましょう。
特に中段のディフェンスが下手だと
肋骨を痛める危険性大です。
正しいディフェンスを身につけると同時に
打たれ強さも強化しましょう。
全ての攻撃を避けるのは不可能なので
ある程度、受ける必要があります。
どんなにディフェンスが上手でも
打たれ強さがなければ
すぐに試合をひっくり返されてしまします。
普段の稽古で
あえて打たせて自分の打たれ強さの限界値を上げておきましょう。
つづいて
攻撃についてですが
「当てる場所」を意識することが大事です。
これは相手に当てる場所と自分が当てる箇所の2点が重要です。
相手に当てる場所は
ローキックの場合
太もものひざ上や横のジーンズラインが上級者の間では一般的ですが
はじめのうちは太もも全面の太い部分をねらいましょう。
ひざ上の筋肉は的が小さい&少し足をあげられると膝に直撃します。
まだ脛を鍛え上げてない段階で膝直撃をくらうと
完全に戦意喪失するか最悪脛が折れることもあります。
打つ箇所も重要です。
脛の太い部分、もしくは足の甲で蹴ります。
この時、脛の細い部分や足首の部分で蹴ると
初心者は怪我をします。
突きに関しても同様に
まずはレバーブローなどを狙わずに
胸や肩を打ちつつみぞおちへの下突きを狙いましょう。
突きにとって一番怪我が多いのは
拳が肘に当たることです。
なので両肘に当たる可能性が高い
フック系の弧を描く下突きはあまり多様しないほうがいいです。