数見肇選手と再延長までやって落ちない運動量。
打たれ強さ、強烈な下段と突き、左右のステップワーク。
歴史的に見てもトップクラスの選手だ。
セルゲイプレカノフが恐ろしいのが、上段にも武器を持っているところだ。
足立選手をKOした後ろ回し蹴りは途中まで後ろ蹴りとの区別が非常につきにくいフォームで足立選手も完全に後ろ蹴りと思いガードをボディに合わせている。
ガードが下がったのを確認して一気にスピードを上げて上段に変化する恐ろしい必殺技だ。
8回世界大会ではなんと決勝まで勝ち上がる。
しかしここは木山仁選手が非常にうまい。。。。
序盤〜中盤はプレカノフの距離で戦わず上下左右打ち分けて翻弄し
終盤はラッシュをさせないよう左右の内股を蹴りながら大ぶりのプレカノフに対して内側への突きをまとめていく。完封だった。