仕事とフルコンタクト空手を両立するのは茨の道である。
しかし、フルコンタクト空手はそれを越える楽しさ、充実感、心身の向上が得られると僕は思う。
では、具体的にどのようにすれば仕事との両立がしやすいのか?
今日はその話題で書こうと思います。
小さな目標を立てる
フルコンタクト空手を両立させる為には、最初から大きな目標を立てるのではなく、小さな目標を、立てることが大事です。
週一回稽古に行く。
それだけでも仕事をしながらであれば立派な目標です。
よくある失敗が始めてすぐに試合に申し込み週に4〜5回の稽古をし試合後に燃え尽きてしまうパターンです。
始めたばかりの時はどんどん強くなるので楽しくなって練習量が増えがちですが、歪みも生まれます。
家族との時間、仕事への影響。
それらを考慮して、まずは週1〜2回を3ヶ月程度続けることから始めるといいかと思います。
怪我を徹底して防ぐ
怪我をしてそのまま休会し退会する。
このパターンも非常に多くいます。
フルコンタクト空手は直接打撃なので最初は怪我がしやすい競技です。
慣れてくると怪我のしにくい蹴りや突き方を覚えるので組手数が増えてもほとんど大きな怪我はしません(私も数年骨折のような大きな怪我はしていません)
加減の分からない始めたばかりの時が一番大怪我をします。
特に初心者同士の組手はお互い熱くなってるので、よく怪我が起きます。
冷静にきちんと基本的な動きができるようになるまでは組手は5割くらいのライトスパーリングにして本数を増やすことがおすすめです。
もし最初からバチバチの組手をさせる道場の場合は社会人向きではないかもしれません(プロ志望なら別ですが)
効率性を上げる
社会人は練習時間を捻出することが困難です。
少ない練習時間の効率性を上げることで週2回程度の稽古でもかなり強くなります。
まず、予習復習てす。
最近はYouTubeで多くの空手家が動画をアップしています。
そういった動画を隙間時間で見ることで、組手のイメージを掴めたりコンビネーションや体の使い方を学ぶことができます。
また、練習終わりにその日の稽古内容を頭の中で反復し次に繋げることも重要です。
次はケアです。
プロテインやBCAAといったサプリメントを活用することで疲労をためにくくしたり筋力の向上をアシストすることができる。
家トレを極める
家族がいる場合、道場での練習はどうしても夜になってしまい回数が限られる。
なので家でいかにトレーニングをするかで差が生まれる。
スクワット、腹筋、腕立て伏せ
とりあえずこの3つをやっておけばフルコンタクト空手における基礎体力はある程度つく。
更に上を目指したい人は
インターバルトレーニングやシャドーを取り入れよう。
30分程度のトレーニングでもかなり身になる。
トレーニング例としては
スクワット30秒×5set
腕立て伏せ30秒×5set
腹筋30秒×5set
シャドー2分×5set
全て各セットの間で20秒休憩
インターバルトレーニング20秒10秒restを8set
30分あればこのくらいのトレーニングができる。
真剣にやってみるとかなりきついのでおすすめだ。